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インカム資産ログ 賃貸オーナー視点の実務録
オーナー実践・物件選定

【実録検証】トーシンパートナーズから届いた提案を現役オーナーはどう見たか?提示物件(渋谷・新宿・横浜)の収支シミュレーションと「9大原則」適合度

著者:インカム資産ログ運営者(都内2戸・15年保有) 公開日:2026-10-07 カテゴリ:オーナー実践・物件選定
PROPOSAL AUDIT & COMPLIANCE METRICS
駅徒歩の基準適合
全件 徒歩10分内
徒歩4分〜10分圏を提示
階数・防犯基準
全件 6階以上
最上階13階・8階・6階
当初キャッシュフロー
全件 当初黒字
月々+4,800円〜+5,800円
物件の流通ルート
自社非公開優先
一般ポータル非掲載

当サイトでは、私自身が過去にトーシンパートナーズの自社分譲マンション「フェニックス」に約5年間賃貸で住んでいた実体験を記録してきました。建物の遮音性、エントランスの重厚なタイル貼り、ゴミ置き場の徹底した管理など、生活者としてその品質の高さは身をもって理解しています。

では、「住み手」ではなく「投資家(賃貸オーナー)」として見た場合、トーシンパートナーズの提案力や物件選定基準はどうなのか?

今回、過去に実際に同社から取り寄せた具体的な提案書および物件資料(マイソク)の記録を振り返り、当サイトが掲げる「物件選定9大実務原則」と照らし合わせてどれほど合致していたのか、その実態を客観的なファクトベースで検証します。

⚠️ 【重要】本記事で取り上げる提案資料に関する前提と留意事項

※本記事で検証している提案書およびマイソクは、2016年5月(約10年前)に筆者がトーシンパートナーズから実際に提示を受けた記録です。
※近年の都心不動産価格の高騰および金利環境の変化に伴い、現在において「物件価格1,600万〜2,000万円台」や「当初から月々+5,000円前後の手残り黒字」といった収支条件の物件は市場全体で極めて希少となっています。提示されている数字は当時の記録であり、現在の相場や取引条件とは異なります。
※一方で、「初回の提案段階から曖昧さを排し、管理費・修繕積立金・代行手数料まで精緻に反映した収支シミュレーションを書面で提示してくれる誠実な姿勢」や、駅距離・階数・構造に対する厳格な選定規律は、10年を経た現在でも同社を評価する上での重要なファクトです。

※なお、個別の部屋番号や詳細住所等の機密情報に関わる部分はマスク処理を行い、エリア・構造・収支傾向の骨子を中心に解説します。

1. 提示された3物件のスペック傾向(渋谷・新宿・横浜)

提示された提案の中から、主要な3つのエリア(渋谷区・新宿区・横浜ハブエリア)における中古区分マンションの条件を整理したものが以下の対比です。

【実務検証】提案物件の立地・構造・当初収支対比

項目 物件A(渋谷区・幡ヶ谷) 物件B(新宿区・北新宿) 物件C(横浜・新横浜)
最寄り駅・距離 京王新線 駅徒歩4分 JR総武線 駅徒歩9分 新幹線・JR線 駅徒歩10分
所在階数 13階建の最上階(13階) 9階建の6階部分 11階建の8階部分
耐震基準・構造 SRC造 / 新耐震基準 RC造 / 新耐震基準 RC造 / 新耐震基準
価格帯(当時) 約2,000万円前後 約1,700万円台 約1,600万円台
借入条件(35年) 自己資金85万 / 金利1.69% 自己資金85万 / 金利1.69% 自己資金85万 / 金利1.69%
当初の月々収支 +4,900円台 / 月 +4,800円台 / 月 +5,800円台 / 月

2. 「9大実務原則」と照らし合わせた評価ポイント:曖昧さを排した精緻な収支シミュレーション

多くの不動産会社では、最初の面談時に「表面利回り」や「節税効果」といった大雑把な試算しか出さず、具体的な管理委託手数料や修繕積立金の内訳を契約直前まで曖昧にすることが珍しくありません。

その点、トーシンパートナーズ(フェニックスシリーズ)の提案では、検討の初期段階から「物件価格」「借入金利」「管理費」「修繕積立金」「月額管理委託料(4,320円)」を全項目明確に組み込んだ精緻な収支シミュレーションを一枚の書面で提示してくれました。自分自身でエクセルを叩いて逆算する手間が省けるほど、数字の透明性が高かった点は特筆すべき実務ファクトです。

悪質なワンルーム販売会社の場合、「利回りが高いから」と駅から徒歩15分以上の郊外物件を勧めたり、空き巣リスクの高い「1階・中部屋」を平気で提案してくることが日常茶飯事です。

しかし、同社の提案資料を精査したところ、当サイトの選定原則と高いレベルで合致していました。

現役オーナーが評価した3大実務ファクト

  • ✓ 「駅徒歩10分」の絶対防壁を死守している:3物件とも徒歩4分、9分、10分と、10分超の検索落ち・客付け苦戦ゾーンを最初から排除していた。
  • ✓ 侵入・水害リスクを遮断する階数選定:1階住戸は一切なく、最上階13階、8階、6階と、単身女性でも安心して住めるポジションが選定されていた。
  • ✓ 「毎月赤字の節税論」ではなく当初から手残り黒字:管理費・修繕積立金・代行手数料を控除しても、月々約+4,800円〜+5,800円のプラス収支が組まれていた。

3. なぜ「本当に良い中古区分」は一般の不動産ポータルに流れないのか?

不動産投資を始めようと「楽待」「健美家」や大手のポータルサイトをいくら探しても、上記のような「駅近・高層階・ブランド分譲・収支良好」な中古物件は滅多に見つかりません。掲載されていたとしても、すでに商談中か、相場より大幅に割高な物件ばかりです。

これには明確な業界の構造的理由があります。

トーシンパートナーズのように、「土地仕入れ・開発・分譲・管理」を一貫して自社で手がけている大手デベロッパーの場合、過去に自社から物件を購入した既存オーナーが売却を検討する際、まずその会社自身に売却相談が入ります。

管理状態や修繕履歴を自社で把握しているため、デベロッパーは「優良な中古」であることを熟知しています。そのため、一般のポータルサイトに広告掲載(レインズ等へ流通)して仲介手数料を取る前に、自社で直接資料請求や相談に来ている見込み顧客へ「非公開物件」として優先的に案内してしまいます。

つまり、一般のネット市場に出回っている物件は、そうした「社内ルートで買い手がつかなかった残り物」であるケースが極めて多いのが現場のリアルです。

4. 提携先としての見極め:営業トークではなく「自社物件の管理力」を見よ

もちろん、どれほど提案が堅実であっても、最終的な収支シミュレーションや将来の家賃下落、修繕積立金の値上げ見通しは自分自身で厳しく検証しなければなりません。

しかし、「どの会社から話を聞くべきか」という点において、自社ブランド(ZOOMやフェニックスシリーズ)を持ち、自社管理で入居率を維持し続けている会社は、単なる転売業者(ブローカー)に比べて物件への責任感が根本的に異なります。

ネット上の二次情報や抽象的な評判を眺めているだけでは、真の相場観は身につきません。まずは公式から最新のパンフレットや事例集を取り寄せ、「今、市場に出る前の自社物件にはどのような立地・価格帯のものがあるのか」を自分の目で直接確認することをお勧めします。

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まとめ:真の情報は「現場」と「直接の窓口」にのみ存在する

ネット上の掲示板やSNSでは、不動産投資に対する極端なポジショントークや根拠のない批判が溢れています。

しかし、実際に提示された具体的な数字、マイソクに記載された施工会社や管理体制、そして現地で確認できる建物の佇まいを見れば、何が本物で何が危険な地雷なのかは明確に判別できます。

自分の目と耳で一次情報を取りに行くこと。それが、15年続く強固なインカム資産を築くための最も確実な近道です。

【免責事項および情報開示】

※本記事に記載されている提案内容、収支シミュレーション、物件スペックは筆者が過去に実際に受けた資料に基づく客観的記録であり、将来の収益を保証するものではありません。

※個別の部屋番号や詳細住所はプライバシーおよびコンプライアンス保護の観点からマスク処理を施しています。最新の物件状況や取引条件については必ず各社公式窓口へお問い合わせください。

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